リベラルアーツ子ども検定クイズ児童文学 > 2015年08月20日更新分(2/2)

《第66問》
長らく絶版となっていた清冽なファンタジー『水曜日のクルト』(大井三重子/作 偕成社)が挿絵も新しく復刊された。さて、ファンタジー作家大井 三重子はこの1冊しか出版していないが、じつは別のペンネームの方が有名だ。日本のクリスティーとも称され、ミステリーのジャンルで活躍したその作家はだ れか?

正解

不正解

解説

小学校の教科書に採用された「めもあある美術館」をはじめとする6篇のファンタジーが収められた短編集『新版 水曜日のクルト』の解説を児童文学作家の杉みき子が書いている。同じ頃に童話を書き始め、新聞や雑誌の投稿欄に名前の載った古い友だちなのだと。
 やがて「大井三重子」は『猫は知っていた』で江戸川乱歩賞を受賞し、「仁木悦子」のペンネームでミステリーの分野で活躍し、数々の名作、名探偵を残す。また、カリエスで歩行困難だった大井三重子は学校へ行かず、兄たちを先生代わりに独学で学んだ。戦争で兄を失った妹たちの会「かがり火の会」を立ち上げ、反戦を訴えた。

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